2025/12/23 00:47
こんばんは。
Këvinオーナーの阪本です。
高校生の頃から古着にはまり、大学生になり一人暮らしをスタートし、自分で洗濯するようになり、古着のケア(染み抜きや素材感の復活など)を身につけようと当時色々調べました。
今回はビンテージのウールアイテムのケア。
ビンテージのウールアイテムって独特の匂いがしますよね。
あれが苦手な人は私を含め多くいらっしゃるかと思います。
あとは縮みもウールアイテムにはつきもの。

今回はこちらの 1950's "KING-O-WEAR" Wool Sports Jacket をケアしましたので、よろしければご参考に。
まず匂い。
これは酸素系漂白剤と重曹をお湯に溶かし、そこに30分程つけ置き。その後ある程度すすいでから普通に洗濯機で洗いました。
濃い紫色の汁が出てきたので多少は色落ちしていると思いますが、正直元の色味との変化はほとんどなし。(白物と洗濯すると色移りするかもしれませんので単体がおすすめ)
これで匂いはほぼ解決。
次に縮み。
これはトリートメントを使用します。
成分表にジメチコンやアモジメチコンの記載があるものが良いです。
私はTSUBAKIを使っています。
こちらも先程同様お湯に溶かし30分程つけ置きし軽くすすいで、洗濯機の脱水機能で軽く水分を飛ばしてから干す。
干す際もしっかり生地を引っ張るとより良いです。(重りをつけたりする方もいますね)
今回はメルトンウールなのでそこまで大きくはなりませんでしたが、セーターなどの柔らかいニット素材には比較的有効かと思います。

